KDDI、大阪メトロと駅で予約不要のオンライン診療 服薬指導・処方薬の配送にも対応
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ブース内の画面で「診療・処方せん」のサービスを選択する
KDDIは10月29日、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ、大阪市)と、大阪メトロの駅構内でオンライン診療などを提供する「診療・くらしの相談ブース Produced by KDDI」を10月30日から順次設置すると発表した。まず3駅に導入し、通勤・通学や外出の合間に、予約なしで医師の診察を受けられるようにする。

ブースは、KDDIの遠隔接客基盤を活用した個室型で、利用者が画面で希望する内容を選ぶと、ビデオ通話で医師につながる仕組み。病院に行く時間を確保しにくい人が、日常の移動の途中で受診できる環境を提供する。
運営面では、防犯カメラの映像をAI(人工知能)で解析し、ブース内の通常と異なる利用状況を自動で検知する仕組みを導入する。
10月30日から御堂筋線北花田駅の改札外と、四つ橋線西梅田駅の南改札外で利用できる。11月上旬には谷町線・堺筋線天神橋筋六丁目駅の東改札外にも設置する。
オンライン診療は、グランフロント大阪メディカルクリニック(大阪市)と西梅田シティクリニック(同)が担当する。オンライン診療プラットホームを運営するクラウドドクター(大阪市)が、西梅田シティクリニックの診療を支えるシステムパートナーで参画する。
ブースの利用時間は9~21時で、診療の受付時間は医療機関によって異なる。西梅田シティクリニックは平日夜間や土日にも対応する。オンライン診療のシステム利用料は330円(税込み)で、診療費は別途かかる。
医師が薬の処方を必要と判断した場合は、ブース内でオンライン薬局の「Ponta薬局」によるオンライン服薬指導を受け、処方薬を自宅など希望する住所に郵送してもらえる。西梅田シティクリニックの診療では、指定する近隣薬局での対面受け取りも選べる。
オンライン服薬指導の利用時間は9~17時30分。システム利用料は330円(税・送料込み)で、薬の費用が別途かかる。
ブースでは、高槻病院による介護・福祉相談のほか、金融、家事代行、通信サービスなどの相談も提供する。KDDIと大阪メトロは3駅の利用状況などから需要を検証し、サービス内容の拡充や、ほかの駅構内サービスとの連携を進める。