MedTech Group、看護記録・申し送りを音声AIで自動文字起こし・要約 残業時間削減を実証
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医療AI(人工知能)開発のMedTech Group(メドテックグループ、東京・港区)は6月3日、看護向けAI記録業務支援プラットホーム「AI Hippo(エーアイ・ヒポ)医療Loop(ループ)」で、看護記録や申し送りを音声入力から自動で文字起こしし、要約する機能「音声×要約機能」の実証実験を実施し、残業時間削減に一定の効果があることを確認したと発表した。神奈川県内の病院で2カ月間検証し、記録業務時間を減らして患者ケアに充てる時間を増やせたという。
「音声×要約機能」は、看護業務中やケア直後に話した音声を自動で文字起こしし、看護記録への自動整理・要約や、申し送り内容の自動生成、報告書・記録フォーマットへの変換を行う。また、AIが複数の記録から要点を抽出する機能も備える。
同社によると、従来の看護業務では患者ケア後に看護記録を作成し、申し送り準備を行う流れが一般的という。そのため、看護記録の入力が業務終盤に集中するほか、申し送りの準備に時間がかかる、多忙時に記録が後回しになるといった課題があった。また、手書きメモからの転記作業が発生し、記録内容のばらつきや抜け漏れも起こっていたと指摘する。
新機能は、患者ケアの直後に話すだけで記録を作成できるため、記録の後回し防止や記録精度の維持につながる。また、記録のためにケアや診療の流れを止めずに済むとしている。今後は、病棟看護業務の効率化支援で導入を進めるほか、介護・在宅や電子カルテ未導入施設への展開も図る。