つがる総合病院、コントレアの「MediOS」導入 説明・問診・同意書の業務フロー改善
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医患連携システム開発のContrea(コントレア、東京・新宿区)は7月17日、つがる総合病院(青森・五所川原市)が患者説明動画サービス「MediOS(メディオス)」を導入し、2026年3月から運用を開始したと発表した。電子カルテと連携し、問診、動画説明、電子同意書、LINEを活用した患者コミュニケーションを一体的に運用する。
「MediOS」は、手術・麻酔・検査・入院などの患者説明をアニメーション動画で再現する動画説明をはじめ、アナムネ・問診票、電子同意書、メッセージ機能を備える。問診回答、動画視聴履歴、同意書などの患者接点はデータとして蓄積し、医療安全の向上や病院経営を支える基盤として活用できる。
つがる総合病院は、つがる西北五広域連合が運営する公立総合病院。病床数は438床で、西北五地域医療圏の中核病院として二次救急を担う。
圏域内で唯一の二次救急医療機関として、年間約3800件の救急搬送を受け入れているが、予定外入院が全入院の半数超を占めるなど、診療現場の業務負荷が高まっていた。そのため、従来の紙と人手に頼る運用では、説明、署名、スキャン、原本管理などの事務負担が医療者の本来業務を圧迫していた。
また、同医療圏は高齢化率が39%に達し、医療・介護需要の増加が見込まれる一方、医療人材の確保が課題になっている。医師偏在指標は青森県内で2番目に低く、全国335圏域中274番目に位置付けられる「医師少数区域」とされる。
今回、「MediOS」を導入することで、人手不足への対応と業務負荷の軽減を図り、入院案内をはじめ複数診療科で動画説明、電子問診、電子同意書を一気通貫で運用できるようにした。LINEを活用した患者コミュニケーションも導入する。電子カルテともシームレスに連携した。
つがる総合病院事務部管理課の高橋英靖課長補佐は「人手不足が深刻化する中でも、患者への説明・問診・同意取得といった業務の質は落とせない。一方で説明業務や問診取得・転記作業、同意書をはじめとする書類管理は、現場の負担も増え続けていた」と説明。
「MediOS」については「動画だけではなく電子同意書や問診、メッセージ機能まで一気通貫で運用できる点が、現場の業務を大きく変えられると考え導入を決めた」と話している。
コントレアは今後、「MediOS」で電子カルテとシームレスに連携した業務フローを提供し、つがる総合病院が目指す持続可能な医療提供体制の構築を支援するとしている。