AIBTRUST、医療機関向けAI・DX導入支援を開始

医療機関のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を手がけるAIBTRUST(アイビートラスト、大阪・北区)は6月4日、医療機関のデータ基盤整備や法令対応、ツール選定を伴走支援するサービス「医療AI/DXコンサルティング事業」を開始すると発表した。

「医療AI/DXコンサルティング事業」はデータ基盤整備・法令対応・ツール選定までを医療機関に伴走支援する新サービス。「DX診断・現状調査」「データ/マニュアル整備」「法的・セキュリティー整理」「ツール選定・導入支援」「運用伴走・効果測定」を提供する。

「DX診断・現状調査」は、院内データ、運用フロー、既存システムを棚卸し、ボトルネックと優先順位を可視化する。「データ/マニュアル整備」は、用語・略語・記載ルールの標準化、FHIRなどのコード対応、院内マニュアルのAI化を支援する。

「法的・セキュリティー整理」は、個人情報保護法、総務省ガイドライン、ダイナミックコンセント設計、BAA契約、アマゾン・ウェブ・サービスの生成AI(人工知能)サービス「Bedrock(ベッドロック)」などの実装方針まで一括で整理する。

「ツール選定・導入支援」は、業務要件と法的要件を踏まえ、最適なツール構成を提案・導入する。「運用伴走・効果測定」では、段階的なフェーズ展開、KPI設計、定着支援まで継続的に伴走する。

アイビートラストでは、電子カルテや生成AIの導入が進む一方で、医療現場ではデータの未整備や個人情報保護法などの法的リスク、診療報酬改定への対応などの課題があり、ツール導入だけの対応では失敗するケースが少なくないという。同社は、こうした課題の解決に向けて支援サービスを開始した。