NTT-AT、RPA「WinActor」の新版発売 AIヘルプで操作疑問を即座に解決

NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT、東京・新宿区)は8月19日、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)「WinActor(ウィンアクター)」の最新版「Ver.7.7.0」を9月1日から販売すると発表した。生成AI(人工知能)を使って操作方法やエラー対応を支援する「AIヘルプ」のほか、既存ライブラリのプログラミング言語「Python(パイソン)」への移行や更新など機能を搭載した。

「AIヘルプ」は、「WinActor」の操作方法やエラー対応に関する質問をチャット形式で入力すると、生成AIが回答する機能。画像やログを添付してトラブルの状況を入力すると、具体的な状況に基づいた回答も提示する。すべてのライセンスで利用でき、シナリオの作成や運用中に発生する疑問の自己解決を助ける。

「AIヘルプ」の概要
「AIヘルプ」の概要

AI連携ライセンスでは、利用者が独自に作成したVBScript(VBS)ライブラリを、生成AIを使ってPythonライブラリに移行する機能も追加する。生成AIが作成したPythonコードの内容確認や動作検証、保存、利用が可能で、既存のVBSライブラリを段階的にPythonへ移行できる。

VBSライブラリのPython移行支援のイメージ
VBSライブラリのPython移行支援のイメージ

独自ライブラリを登録し、シナリオ単位で一括して最新版に更新できる機能も追加。ライブラリ更新時の作業負担や更新漏れを減らすほか、担当者ごとの管理方法のばらつきを抑え、チームでの保守・運用をしやすくした。

「Microsoft 365」向けでは、マイクロソフトのクラウドサービスのゲートウェイ「Microsoft Graph(マイクロソフト・グラフ)」に対応したOutlook(アウトルック)操作ライブラリを追加した。Outlookのメールや予定をクラウド経由で操作できるようになり、「Microsoft 365」やテレワークなどクラウドサービスを前提とする業務環境で作業の自動化に活用できる。

価格はノードロックライセンスのフル機能版が税込109万8680円、実行版が同30万80円。生成AI連携機能を利用できるAI連携ライセンスはフル機能版が同219万7800円、実行版が同60万600円。フローティングライセンスの価格はオープン。