FCNT、藤沢病院がスマホの自律神経測定技術を健康プログラムに導入

「arrows(アローズ)」などのスマートフォンを販売するFCNT(エフシーエヌティー、神奈川・大和市)は8月18日、藤沢病院(神奈川・藤沢市)が、同社のスマートフォンに搭載している自律神経測定技術を健康維持増進プログラムに導入したと発表した。同院では日常的なセルフモニタリングによる生活習慣の改善に活用する。

自律神経測定技術は、スマートフォンを通じて約1分で自律神経の状態を計測・可視化できるのが特長。従来の専用機材による測定時間(4分)から大幅に短縮し、利用者自身で簡単に計測できる仕組みを整えた。測定結果や設定目標に合った生活改善アドバイスを表示して、健康的な生活習慣の継続を後押しする。

藤沢病院では、患者から自律神経活動の状態を知りたいという要望がある中、従来の機材を利用した測定も検討していたが、利用者自身で計測でき、約1分で状態を把握できる点を従来方式に比べた利点と評価し、導入を決めた。

エフシーエヌティーは、新しいヘルスケアアプリ「Fヘルスケア」の提供も8月27日から開始する。

新アプリは測定された自律神経パワーの数値を直感的に理解できるよう改善したほか、自律神経や心拍数データに加え、歩数や睡眠、気温・天候などのデータも組み合わせた多面的な分析ができる。分析ロジックには、森谷敏夫・京都大学名誉教授の学術知見を基にAI(人工知能)で体系化した手法を採用した。

同社は今後、自律神経と心身状態の関連性の知見を蓄積し、アプリの分析精度向上や新たな健康支援サービスの開発につなげる。