Doctorbook、日立製作所と歯科データとAI活用の健康支援サービスで共同研究

歯科向けオンラインプラットホーム事業などのDoctorbook(ドクターブック、東京・渋谷区)は8月18日、日立製作所と「(仮)お口の健康から全身を守る支援サービス事業」のPoC(概念実証)の実施と、2027年度の事業化に向けた共同研究・技術検証で基本合意書を締結したと発表した。歯科臨床データとAI技術を組み合わせ、予防・未病サービスの社会実装を目指す。

研究では、ドクターブックが提供する歯科領域データプラットホーム「SmileScan(スマイルスキャン)」の歯周病リスク予測モデルと、日立製作所の全身疾患・生活習慣病データを統合的に掛け合わせ、個人の健康状態や将来的な健康リスクを科学的に評価する予測・評価モデルを開発する。

また、スマート歯ブラシなどのIoT機器を活用し、日常的なブラッシングなどのセルフケア行動データを蓄積・解析することで、行動変容を促す仕組みの技術検証も行う。

同社によると、口腔内データを軸としたヘルステック領域でのAI活用はまだ黎明(れいめい)期にあるという。今回の取り組みにより、歯科と全身のデータを連携し、新たな未病・予防サービスを構築し、全身の健康の入り口とする口腔(こうくう)ケアを通じた予防医療に取り組む考えだ。

両社は今後、2026年度にPoCを実施し、2027年度の本格的な提供に向け、サービス設計や事業モデルの具体化を進めていく方針。