医療アプリ利用率9.3%、30代女性は16.9%で最高 フラー調査
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アプリ開発などのフラー(新潟市)は11月2日、国内の医療アプリの利用動向を年代別に分析した「医療アプリ年代別利用動向レポート2026」を公開した。レポートによると、2026年8月に医療アプリを利用した国内のアンドロイドユーザーの割合は9.3%だった。性別・年代別では30代女性が16.9%で最も高く、全年代で女性の利用率が男性を上回った。

調査では、2026年8月のアンドロイドアプリのMAU(月間利用者数)が500以上で、病院・診療所の予約や診察券・受付、オンライン診療、医師への健康相談や症状からの受診先案内、健康診断・検査結果や診療情報などの管理、医療従事者や医学生向けの臨床支援・情報収集・学習・勤務管理のいずれかを主な機能とするとフラーが判断したアプリを「医療アプリ」と定義した。
対象アプリの選定では、グーグルの「Google Play」のカテゴリーに加え、アプリ名や説明文に「オンライン診療」「添付文書」「診察券」などのキーワードが含まれているかを判断材料にした。
性別・年代別の利用率は、30代女性の16.9%が最多だった。次いで、40代女性が14.4%、20代女性が11.8%となった。一方、男性は全年代で8.2%以下だった。60代以上は男性が8.1%、女性が9.4%、50代では男性7.2%、女性11.6%だった。

医療アプリを利用した人が1カ月に使ったアプリの数を年代別に見ると、86~91.8%が1個のみだった。2個以上を利用した割合は30代が14%で最も高く、20代が13%、40代が12.6%で続いた。10代は8.2%で最も低かった。

時間帯別では、全年代で12時の利用率が0.16%と最も高く、9~10時にも利用の山が見られた。20~50代では12時が最も高かったのに対し、60代以上は9~10時が0.13%でピークとなった。10代は全時間帯で0.03%未満だったが、13~14時の利用率が最も高かった。
レポートではこのほか、年代ごとの利用日数や利用時間の分布、利用者に占める各年代の割合が高いアプリなども分析した。
調査は、同社のアプリ市場分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」を使い、国内約40万台のアンドロイド端末から収集したサンプルデータのうち、一定の条件を満たすデータを抽出して分析した。調査期間は2026年8月。