NTTプレシジョンメディシン、電子カルテ「movacal.net」が音声入力・AI要約の「medimo」と連携
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NTTプレシジョンメディシンは6月13日、在宅医療対応電子カルテ「movacal.net(モバカルネット)」が、医療機関向け音声AIシステム開発のmedimo(メディモ、東京・世田谷区)のカルテ自動生成アプリ「medimo(メディモ)」との連携を6月16日から開始すると発表した。

今回のシステム連携では、「movacal.net」のカルテ記載画面での操作だけで「medimo」の音声入力と要約機能を利用できるようになる。具体的には、「movacal.net」からリアルタイムで「medimo」に音声データが連携し、文字起こしされたテキストがリアルタイムでカルテ記載画面に表示する。文字起こししたテキストの要約や、要約をカルテへ貼り付ける操作はボタン1つで行える。

「medimo」でユーザーごとに設定したテキスト要約のプロンプトも、「movacal.net」でテキスト要約する際に選択し利用できるため、カスタマイズしたフォーマットでのカルテ文案も作成できる。
これまでは「medimo」のアプリを起動して音声入力とカルテの文案を生成し、それを電子カルテにコピー&ペーストで貼り付けるなどの操作が必要だった。システム連携で従来「medimo」で行ってきた作業が、電子カルテ内ですべて完結するため、手間が少なくシームレスな操作が可能となる。