フィリップス、超音波診断装置の最新機種「Elevate Plus」発売 検査効率と診断支援機能を強化
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フィリップス・ジャパン(東京・港区)は5月27日、超音波画像診断装置の最新モデル「Elevate Plus(エレベート・プラス)」を発売したと発表した。新たな自動化機能や画像処理技術を搭載し、検査効率と診断支援の向上を図る。
新機能の「xRes Pro+(エックスレス・プロ・プラス)」は、高度なポストプロセッシング技術で組織形状に応じた画像処理を行い、構造境界の明瞭化やシャープネスを向上を図る。特に乳腺、甲状腺、筋骨格領域で微細な解剖学的変化の視認性が向上するとしている。
同じく自動化機能「Auto Cine(オートシネ)」は、2Dやカラードプラのフリーズ時に、直前のシネループから鮮明なフレームを自動選択して静止画として保存する。手動で最適フレームを探し直す作業を減らし、検査ストレスの低減や安定した高品質画像の保存につなげる。
また、造影超音波向け機能として「Super Resolution Micro Vascular Imaging Pro(スーパー・レゾリューション・マイクロ・バスキュラー・イメージング・プロ)」を搭載した。造影剤の到達時期を示す「TOA」に加え、最大濃度到達時間を示す「TTP」のパラメトリックマップを新たに備えており、病変評価を支援する。定量解析にも対応しており、ROIごとの到達時間やピーク時間、平均値、標準偏差などの指標を表示できる。
超音波検査はリアルタイム性や非侵襲性に優れ、臨床現場で広く使われている。一方で、画像取得や評価は術者の技量に左右されやすく、客観性や再現性の確保が課題になっていた。同社は「Elevate Plus」を、こうした課題に対応するハイエンドシステムとして位置付けている。