MIG、第一工業製薬と、VRで脳の認知機能測定サービスの普及でパートナー契約

認知症対策サービスのMIG(東京・渋谷区)は9月12日、VR(仮想現実)を使って脳の認知機能を測定する「脳健康VR測定サービス(Brain100 studio)」の普及で、第一工業製薬(京都市)とパートナー契約を締結したと発表した。

「脳健康VR測定サービス」は、VRゴーグルを使って空間ナビゲーション脳機能を測定し、認知機能低下リスクを超早期の段階で見える化するサービス。ユーザーが、サービスを通じて、発症リスク要因を自己判定することで、効果的な予防活動を行うことを支援する。

今回の契約では、第一工業製薬が開発した、認知機能速度と視覚的な記憶力の維持に役立つという、カイコハナサナギタケ冬虫夏草に含まれる成分「ナトリード」の認知・普及も併せて行う。両社が連携し、サービスと新規有用成分で認知機能低下リスクの早期発見と予防の取り組みを広める。第一工業製薬では、本社での脳健康VR測定サービスの提供、認知症の理解を促進するセミナーや勉強会の開催、「脳健康VR測定サービス」の社内導入などに取り組む計画。