ソラミチシステム、ネグジット総研とクラウド電子薬歴・レセコン一体型システム提供開始

調剤薬局向けシステム開発のソラミチシステム(東京・新宿区)は9月3日、医療機関・保険薬局の経営支援などを展開するネグジット総研(神戸市)と共同開発したクラウド電子薬歴「CARADA 電子薬歴 Solamichi」とレセプトコンピューター(レセコン)「調剤くんV8」の一体型システムの提供を9月1日に開始したと発表した。服薬指導や薬歴記録から会計、請求までの業務をデータ連携でつなぎ、薬局業務を効率化する。

クラウド電子薬歴「CARADA 電子薬歴 Solamichi」(左)とレセコン「調剤くんV8」の画面
クラウド電子薬歴「CARADA 電子薬歴 Solamichi」(左)とレセコン「調剤くんV8」の画面

一体型システムは、電子薬歴とレセコンのデータを連携し、服薬指導や薬歴記録から会計、請求までの一連の業務をスムーズに行えるようにした。患者の引き継ぎ事項を両システムで双方向に共有できるほか、電子処方箋データとの連携にも対応する。ソラミチシステムでは、二重入力の解消や業務オペレーションの簡素化が図れるとしている。

2026年度調剤報酬改定では、かかりつけ機能を含む服薬管理や継続的なフォローアップなど、薬剤師による対人業務の強化が重視されている。こうした中、ソラミチシステムとネグジット総研によると、電子薬歴とレセコンを別々に運用する薬局では、同じ情報を2つのシステムに入力する必要があり、業務の煩雑化や入力ミスが課題となっているという。

両社はこうした課題に対応するため、2025年11月から一体型システムの共同開発に着手した。今後は一体型システムの提供を通じて、薬局業務の効率化と負担軽減を図り、薬剤師が対人業務に十分な時間を確保できる環境づくりを支援する考え。