ウエルシア薬局、AI音声薬歴を1949店に導入 薬歴記載を効率化し服薬指導に注力
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AI音声薬歴システムの利用風景
ウエルシア薬局(東京・千代田区)は8月11日、調剤業務を行う1949店で、患者との対話の録音からAI(人工知能)が薬歴(薬剤服用歴)の下書きを自動作成するAI音声薬歴システムを導入したと発表した。薬局向けシステム開発のカケハシ(東京・港区)の「AIアシスタント 音声薬歴生成機能」を採用した。先行導入店舗では、1回の薬歴記載時間を平均50秒短縮したという。
導入したAI音声薬歴システムは、調剤カウンターに設置した集音マイクで患者と薬剤師の対話を録音すると、AIが内容を即時に解析して薬歴の下書きを自動作成する。作成した薬歴はSOAP(主観、客観、評価、計画)形式で出力する。
システムは、2025年9月から関東8店、西日本10店、東海9店の計27店で段階的に先行導入しており、試験店舗では1回の薬歴記載時間が平均50秒短縮したという。薬剤師からは、録音した過去の服薬指導内容を確認できるようになった、患者の話を聞く時間を従来より確保できるようになったとの声があった。
ウエルシア薬局では、これまで、服薬指導後に薬剤師が記憶を頼りに専用端末に入力したり、薬剤師が音声入力した内容をテキスト化したりして薬歴を作成していた。今後はAI音声薬歴の活用で薬歴作成にかかる時間を短縮し、薬剤師が患者への服薬指導やコミュニケーションなどの対人業務に充てる時間を増やす考え。デジタル技術を活用し調剤業務の効率化と患者サービスの向上を図る。