ドクターネット、韓国コアラインの胸部CT画像解析AIを国内販売へ 冠動脈石灰化を数値化
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遠隔画像診断支援サービスを手掛けるドクターネット(東京・港区)は11月5日、医療AI(人工知能)を手掛ける韓国コアラインソフトと、胸部CT画像解析AI「Coreline A-VIEW CAC(コアライン・エービュー・シーエーシー)」の国内販売で業務提携を開始したと発表した。ドクターネットのAIを活用した遠隔画像診断支援サービス「AI-RAD(エイアイ・ラド)」を通じて、全国の医療機関に提供する。
「A-VIEW CAC」は、造影剤を使わずに撮影したCT(コンピューター断層撮影装置)画像から、冠動脈石灰化(CAC)のスコアを自動解析するAI。心電図に合わせて撮影する心電図同期CTと、同期しないCTの両方に対応し、医師による画像診断や心血管リスクの評価を支援する。
CACスコアは、冠動脈硬化の程度を反映し、将来の心血管疾患のリスク評価に使われる指標の1つ。従来は主に心電図同期の心臓CTで評価していたが、肺疾患の診断や検診で撮影する胸部CTにも石灰化の情報が含まれるという。

サービスは、解析条件を満たす一般胸部CTや低線量胸部CTの画像を利用できる。解析結果は、石灰化の程度を示す「Agatstonスコア」「体積スコア」「質量スコア」の3種類の指標で提示する。冠動脈全体のスコアに加え、血管別の定量結果を示すため、医師が石灰化の分布を把握しやすくなるという。
販売名は「Aビュー」で、クラスIIの管理医療機器として製造販売認証を取得している。製造販売業者は、医療機器販売のメディカルブリッジ(大阪市)。AI技術は設計段階で使用しており、市販後に自己学習する機能はない。
ドクターネットでは、年間約370万症例の遠隔診断データを用いて、複数企業・複数領域のAIエンジンを評価・選定し、「AI-RAD」と遠隔画像診断支援サービスのネットワークを通じて医療機関への提供を目指す。