ViewSend ICT、遠隔画像診断のAI開発・業務自動化で資金調達 所見作成・請求を効率化
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遠隔画像診断支援サービスを手掛けるViewSend ICT(ビューセンドアイシーティー、東京・豊島区)は10月30日、遠隔画像診断へのAI(人工知能)活用と業務自動化の推進を目的に、株式投資型クラウドファンディングを11月4日から実施すると発表した。AIによる所見の作成支援や請求・集計業務の自動化を進め、読影医と医療機関の負担軽減を図る。
ビューセンドアイシーティーの遠隔画像診断支援は、医療機関が撮影したCT(コンピューター断層撮影装置)やMRI(磁気共鳴画像装置)の画像を、連携する拠点病院の専門医が読影するサービス。保険医療機関同士を結び、画像の送受信や読影レポートの共有を支援する。同社によると、所定の施設基準や届け出などの要件を満たせば、画像診断管理加算の算定が見込めるという。

資金調達は株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」で実施する。募集期間は2026年11月4~17日で、目標募集額は504万円。
今回のクラウドファンディングでは、既存の遠隔画像診断支援基盤にAIと自動化の仕組みを組み込むための資金を調達する。
AIで所見の生成を支援して読影医の業務負担や認知負荷を減らすほか、自動化で請求・集計・サポート業務を効率化し、多くの医療機関を支える運用体制を整える。また、専門医が不足する地域でも画像診断を継続できる体制づくりにも取り組む。
背景には、地方の画像診断専門医の不足や、物価・人件費の上昇による病院経営の厳しさがある。同社はサービスの高度化を通じて、保険医療機関間の連携と収益面での支援を図る。
ビューセンドアイシーティーは、国立がん研究センターと遠隔画像読影システムの研究開発を行ってきた。また、同社のPACS(医用画像管理システム)の導入は300施設を超え、70万件強の症例実績があるという。
将来的には、医師の判断を補助するAIとして見落としの防止にも役立て、診断の安全性と質の向上を目指すとしている。