MDV、地域医療の病院機能選択シミュレーションレポート開発 ユーザー病院に無料提供
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メディカル・データ・ビジョン(MDV)は8月24日、2026年度診療報酬改定に対応した「地域包括医療病棟シミュレーションレポート」を、対象となる契約病院に無料提供すると発表した。急性期病棟や地域包括ケア病棟から地域包括医療病棟への転換を検討する病院が、収入や看護必要度などへの影響を試算できる。
レポートは、急性期病棟や地域包括ケア病棟を地域包括医療病棟に転換した場合の入院収入や看護必要度への影響、地域包括医療病棟の施設基準の指標を試算できる。

また、「疾患」や「診療単価」「手術の有無」などの条件を設定し、病院が想定する地域包括医療病棟の運用に沿ってシミュレーションできる。レポートはExcel(エクセル)形式で提供し、院内で条件を変更しながら何度でも集計できる。
2026年度診療報酬改定では、「急性期病院A・B一般入院料」の新設や「地域包括医療病棟入院料」の施設基準緩和など、新たな地域医療構想を見据えた病院機能の転換を促す方針が示されている。
MDVによると、今回の改定では、病院は病棟単位で機能を選択するのではなく、地域の医療提供体制や自院の立ち位置を踏まえ、急性期機能を維持するか、高齢者救急やリハビリテーションなどを担う包括期機能へ転換するかの選択を求められるという。同社はこうした背景から自社サービスを利用する病院にシミュレーションレポートを提供することにした。
提供期間は8月24日から9月30日まで。「MDV Act」Assetと「MDV Act」メインストーリー、または「MDV analyzer」と「MDV Act」メインストーリーを契約し、9月25日までに所定のデータを提出した病院が利用できる。