フィリップス、携帯型超音波診断装置「Lumify R5.1」発売 AIでPOCUS支援

携帯型超音波画像診断装置「Lumify R5.1」の利用イメージ

フィリップス・ジャパン(東京・港区)は8月4日、携帯型超音波画像診断装置「Lumify(ルミファイ)」の最新モデル「Lumify R5.1」を発売したと発表した。ベッドサイドで超音波検査を行う「ポイントオブケア超音波(POCUS)」の活用を支援する。

「Lumify R5.1」は、救急医療、集中治療、在宅医療などで活用が広がる「POCUS」のニーズに対応した携帯型超音波画像診断装置。「POCUS」は、心血管評価や呼吸器診療、周術期管理など幅広い診療領域で利用され、診断支援に加え、処置支援や患者モニタリングのツールとしても重要性が高まっている。AI(人工知能)を活用した左室駆出率の自動解析機能「Auto EF」や、肺エコー評価を支援する「Auto B-Line」などを搭載した。

AIを活用した左室駆出率の自動解析機能「Auto EF」
AIを活用した左室駆出率の自動解析機能「Auto EF」

「Auto EF」は、AIを活用し、左室駆出率(EF)の定量評価を支援する自動解析機能。手動トレースによる操作負荷を軽減し、検査者の経験やスキルによる評価のばらつき低減と、評価手順の標準化を支援する。救急、集中治療、循環器診療などの現場で、ベッドサイドでの心機能評価を効率化できるという。

肺エコー評価を支援する「Auto B-Line」
肺エコー評価を支援する「Auto B-Line」

「Auto B-Line」は、従来のリアルタイムB-lineカウンティング機能に加え、AI解析によって、癒合B-lineの検出にも対応した。肺エコー評価での情報取得を支援し、目視評価の負担軽減や評価手順の標準化が図れる。救急、集中治療、呼吸器診療など、迅速な臨床判断が求められる場面での利用を見込む。

また、眼球エコー用プリセットを新たに搭載した。眼内や眼窩(がんか)周囲の構造評価を支援し、救急で眼部外傷患者の初期評価などに必要な情報を迅速に収集できる。