【ITEM2026】シーメンスヘルスケア、フォトンカウンティングCTと新型血管撮影装置をアピール

シーメンスヘルスケアのブース

シーメンスヘルスケア(東京・品川区)は、国際医用画像総合展(ITEM2026)で、CT(コンピューター断層撮影装置)の主力製品であるフォトンカウンティングCTや最新の血管撮影装置などを出展した。

フォトンカウンティングCT「NAEOTOM Alpha.Prime」
フォトンカウンティングCT「NAEOTOM Alpha.Prime」

フォトンカウンティングCTは、「NAEOTOM Alpha.Prime(ネオトム・アルファ・プライム)」を展示した。フォトンカウンティング技術で高精細な画質や機能をシングルソースCT装置で実現した、幅広い施設への導入を想定する普及モデル。

AI(人工知能)を活用した診断支援や自動化機能を備えており、最大で1日100件以上の検査に対応できる。設置面積は自社のシングルソースCTと同等で済む。

血管撮影装置の新機種は、CアームのX線透視・撮影装置「ARTIS pheno.vision(アーティス・フィノ・ビジョン)」を紹介した。実機の展示はなかったが、会場では、機器に搭載する画像処理AI「OPTIQ AI(オプティーク・エーアイ)」を解説した。

左から)「OPTIQ AI」のなし・ありの画像イメージ比較
左から)「OPTIQ AI」のなし・ありの画像イメージ比較

「OPTIQ AI」は、パターンマッチングAIを活用することで画像生成プロセスでノイズを大幅に抑制し、高精細で高コントラストな画像を出力できる。

また、幅広い2D透視・撮影モードやさまざまな部位で、信号強度を維持したまま量子ノイズと電子ノイズのリアルタイム低減を可能にした。微細な血管やカテーテル、ガイドワイヤーなどの治療機器を明瞭に描出し、良好な視認性を確保できる。「AIにはシーメンスが集めた画像を全て学習させており、高いレベルでノイズを低減できる。撮影画像を追加学習させることで、精度をさらに高められる」(担当者)という。