バリューHR、メンタルヘルステクノロジーズと産業保健のDX対応で資本業務提携

健康情報のデジタル化サービスなどのバリューHR(東京・渋谷区)は9月18日、メンタルヘルスソリューション事業を行うメンタルヘルステクノロジーズ(東京・港区)と、資本業務提携すると発表した。

業務提携は、メンタルヘルステクノロジーズの取引先に対し、バリューHRの健診予約、結果管理、特定保健指導などの健康管理サービスを提供する。一方で、バリューHRの取引先企業や健康保険組合に、メンタルヘルステクノロジーズの子会社、Avenir(アヴニール)が運営する産業保健に特化したBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供する。

また、バリューHRの「健診代行サービス」「健診予約」「健康管理システム」「健康経営支援サービス」と、メンタルヘルステクノロジーズのデジタルの専門性が高いスタッフや経営コンサルタント、産業医、産業保健師、コンサルタントをパッケージ化した、企業向けサービスの検討を進める。

資本提携では。バリューHRが市場買い付けで、メンタルヘルステクノロジーズの発行済みの普通株式を2%の上限で取得する。2社は、今後、需要が拡大する産業保健のDX(デジタルトランスフォーメーション)に対応するため、今回、提携に踏み切ったとしている。