日本山村硝子、疾患児などの食事や投薬の困りごと解明プロジェクト開始
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日本山村硝子(兵庫・尼崎市)は9月9日、「ファミケア」を運営するNEWSTA(ニュースタ、東京・渋谷区)と、疾患児や障がい児の親の悩み解決で、食事や投薬時の困りごとを解明するプロジェクトをスタートしたと発表した。
プロジェクトでは、疾患や障がいのある子を育てる家族が対象の情報サイト「ファミケア」を通じて、ユーザーの困りごとや課題を把握。日本山村硝子が、その情報を今後の製品改良と開発に生かす。課題の把握では、」ファミケア内で「食事とお薬の困りごとに関するアンケート」を9月22日まで実施する。
同社によると、近年は医療技術の発展などで「医療的ケア児」と呼ばれる日常生活で医療的ケアが必要な子供は約2万人で、多くの医療的ケア児は、長期入院を経て退院し在宅医療に移行するが、自宅でも医療的ケアが必要な場合が多く、その場合には医療従事者の指導を受けた家族がケアを行う必要があるという。そこで、そうした家族の課題を解消するためにプロジェクトを開始したとしている。