オクスリープ、LINE完結で薬代のみのオンライン診療を開始

オンライン診療事業を手掛けるオクスリープ(東京・港区)は9月2日、LINEだけで利用できるオンライン診療サービス「オンライン診療サービスver1.0」を開始すると発表した。

「オンライン診療サービスver1.0」は、患者がオンライン診療に必要な「問診」「決済」「予約」の全てを、スマホのLINEトーク画面から操作できるのが特長。医師在籍クリニックと提携して提供する。

具体的には、患者がスマホで、ホームページやQRコードからサービスのLINEアカウントを友達追加し、LINEトーク画面から、希望する診療メニューを選択。その後、LINE上に送信されたリンクから、問診票入力、決済、予約を行えば、予約時間に医師のオンライン診療を受診できる。

診療の結果、処方に問題がないと医師が判断すれば、医薬品が処方、希望の届け先まで配送される。一般的なオンライン診療サービスでは、薬代以外に、診察料や送料などの費用が発生する場合が多いが、「オンライン診療サービス」では医薬品の価格のみを支払う。
クリニックは、サービス導入のために、新たに機器の準備が不要。希望に応じて、専用の端末のタブレットかスマホを、オクスリープがクリニックに提供する。端末からは、「問診・決済・予約の確認」「診療時間の事前通知」「オンライン診療」「診療録作成」「在庫管理」などサービスの全機能が利用できる。

サービスは、「AGA治療」「ED治療」「アフターピル処方」の3つの自由診療に対応する。9月の開始時は、AGA治療、ED治療の2つが利用可能。アフターピル処方は11月頃からスタートを予定する。