FiT、ココロミルとウエアラブル心電計を使った負荷心電図計測イベント

ホーム心臓ドック(イメージ)

ITを活用したヘルステック事業のFiT(フィット、京都市)は9月6日、健康情報提供サービスなどのココロミル(東京・新宿区)と、ココロミルのウエアラブル機器を使った心電図解析サービス「ホーム心臓ドック」を活用した負荷心電図計測イベントを、FiTのフィットネスジム「LifeFit」の学芸大学店(東京・目黒区)で開催する。

「ホーム心臓ドック」は、ウエアラブル心電計を利用した長時間心電図解析サービス。心電図データを9?24時間にわたり取得が可能で、日常生活や運動中の心電図データを収集し、専門医が解析することで医療機関を受診することなく高度な健康管理が行える。

今回のイベントは、「LifeFit」の会員を対象に行う。参加者はウエアラブル心電計を装着し、トレッドミルで運動。その際に取得した心電図データを解析することで、不整脈を早期に発見し、必要に応じて治療に結びつける。また、不整脈や心疾患の知識を共有し、参加者の健康意識を高める取り組みも行う。

2社によると、厚生労働省の調査で、不整脈の総患者数が推定約96万200人にのぼり、40代から少しずつ発症者が増え始め、加齢とともに発症率も高まる結果が出ており、「ホーム心臓ドック」でも、40代以上の人で不整脈が検出される割合が高くなっているという。また、不整脈は自覚症状がないことが多く、通常の健康診断で行われる短時間の心電図検査では見逃されるケースがあるとしている。

一方で、運動中に心臓へ負荷がかかった状態で心電図を計測する負荷心電図検査は、安静時には検出されにくい不整脈の兆候を発見する有効な方法とみており、そこで今回、啓発も兼ねた負荷心電図計測イベントを実施することにした。

■イベント概要
日時:9月6日(金)16時~19時
場所:LifeFit 学芸大学店(東京都目黒区鷹番1-2-6 ハーモニーアーク目黒B1F)
定員:10名
対象: 40歳以上のジム会員
費用:無料