マーソ、医療機関向けセキュリティ支援サービス開始 AIでウェブサイト脆弱性診断

マーソ(東京・港区)は10月21日、医療機関向けセキュリティ支援サービス「MRSOセキュリティ」の提供を開始したと発表した。医療機関の公開ウェブサイトを対象にAI(人工知能)を活用した脆弱(ぜいじゃく)性診断を行い、確認された事項や想定される影響、推奨対応をまとめた個別レポートを提供する。

「MRSOセキュリティ」は医療機関のセキュリティー対策を支援するサービス。医療機関の公開ウェブサイトなど、外部から確認可能な範囲を対象にAIを活用した脆弱性診断を行う。

レポートは、院内担当者だけでなく、現在利用しているウェブサイト制作会社やシステム管理会社などにも共有が可能で、確認・対応の相談に活用できる。

診断は事前に対象と実施許諾を確認した上で、外部から確認できる公開範囲のみを対象に実施する。実際の侵入や改ざん、データ送信は行わない。

また、電子カルテや予約システムの内部、院内ネットワーク、ログイン後の画面などは診断対象外になる。マーソではシステム全体の安全性を保証するものではないとしている。

通常提供価格は税別10万円。初回診断は1医療機関につき1回まで無料で提供する。診断結果を踏まえた説明や対応方針の整理を希望する病院などには「セキュリティ個別相談」を有料で提供する。

今後は、「MRSOセキュリティ」を脆弱性診断だけではなく、医療機関が継続的に安心してデジタル技術を活用するためのセキュリティー支援サービスに発展させる。