EMシステムズ、グループ4社で調剤システムの共同開発開始 AI活用強化
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EMシステムズは9月28日、グループ会社のグッドサイクルシステム(東京・港区)、ユニケソフトウェアリサーチ(同)、プレカル(東京・渋谷区)と、調剤システムの共通製品開発プロジェクトを開始したと発表した。各社の技術を組み合わせ、国が求める調剤システムの標準化への対応や、オンプレミスとクラウドを組み合わせたシステムの構築、AI(人工知能)を活用した調剤業務の支援を進める。
同社は2023年以降、電子薬歴に強みを持つグッドサイクルシステム、調剤システムのユニケソフトウェアリサーチ、処方箋入力代行サービスを手掛けるプレカルをグループに加え、薬局向け製品・サービスを拡充している。今回、各社が持つ技術を集め、制度や薬局のニーズの変化に迅速に対応できる開発体制を整える。
具体的には、国が求める調剤システムの標準化対応、次世代ハイブリッド型システム構築、AI技術を活用した実務支援の拡充に取り組む。
標準化対応では、共通算定モジュールへの対応や標準仕様への準拠を進め、薬局が継続して運用できる基盤を整備する。
次世代のハイブリッド型システムでは、オンプレミスの安定性とクラウドの柔軟性を組み合わせた機能を開発し、システムの安定性と利便性を高める。
AIによる業務支援では、最新の研究成果を製品に反映し、事務作業の自動化や調剤支援などの機能開発を進める。AIを活用して薬剤師などの業務負担を減らし、患者への服薬指導の質向上につなげる。
薬局では、電子処方箋やパブリッククラウドとの連携など、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)に伴うシステム要件の高度化が進んでいる。調剤報酬改定への対応や、人手不足を背景とした業務効率化も求められている。
EMシステムズは、こうした環境の変化を受け、各社の技術を結集する必要があると判断した。開発の進捗は、決算説明などを通じて公表する。同社では既存製品の保守や機能拡張も継続し、利用する薬局への安定的なサービス提供も続ける。