オプティム、病院向け生成AI「OPTiM AI ホスピタル」新版 AI出力の根拠表示に対応

オプティムは8月31日、病院向け生成AI(人工知能)サービス「OPTiM AI(オプティムエーアイ) ホスピタル」の新バージョン「ver.3.2」の提供を開始したと発表した。

「OPTiM AI ホスピタル」は、電子カルテシステムと連携し、カルテの画面からワンクリックで文書を生成できる病院特化型のAIサービス。

「ver.3.2」では、各機能を1つの画面から一覧・選択できる「ダッシュボード」を搭載した。用途に応じてラベルで表示する機能を絞り込めるほか、病院ごとの運用に合わせて表示する機能を変更できる。

AIの要約・回答の元となった電子カルテ上の情報を確認できる「情報源の表示」機能
AIの要約・回答の元となった電子カルテ上の情報を確認できる「情報源の表示」機能

また、AIの要約・回答の生成に使った電子カルテ上の元データを確認できる機能「情報源の表示」を備えた。

さらに、AIチャットの品質を改善し、長い対話でも文脈を保ったまま継続できるようにしたほか、オンプレミスAIの要約・回答の品質も改善した。「ボイスレコーダーAI要約」機能では、収録時間の上限を30分から60分に拡張し、録音が開始されていない時の確認アラート機能を追加した。

オプティムでは、医療現場での生成AI活用は、1つの職種が複数の機能を使い分けたり、病院ごとに独自の用途を広げたりする段階に移行し、現場で扱う機能が増え、目的の機能に迷わずたどり着けることへのニーズが高まっているとみている。また、出力された内容の根拠を確認しながら使用することが前提で、現場では根拠の確認に手間がかかることが課題となっているという。

同社は、こうした課題の解決に向け、「ver.3.2」で増えた機能を扱いやすくするとともに、AI出力の根拠を確認しやすくした。今後も「OPTiM AI ホスピタル」の機能拡充を進める。