蘇生会総合病院、院内iPhone活用のリハビリ評価システム開発 運用半月で350件の評価蓄積
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「リハビリ評価システム」のアイコン
蘇生会総合病院(京都市)は8月28日、院内で運用する約50台のiPhoneを活用し、リハビリテーション評価を支援する院内ウェブアプリ「リハビリ評価システム」を構築し、8月から本格導入したと発表した。
「リハビリ評価システム」は、同院のリハビリテーション科の生成AI(人工知能)・DX(デジタルトランスフォーメーション)推進メンバーとシステム課が連携し、実際の臨床現場での使いやすさを重視して開発した。歩行・身体機能、認知機能、脳卒中関連など幅広いリハビリテーション評価に対応する。
評価者は、院内のiPhoneを用いて患者情報を確認し、リハビリテーションの評価を実施できる。評価画面は説明文やイラスト、タイマー、自動計算機能などを備えた。評価結果は院内サーバーに保存され、過去結果の確認やスタッフ間での評価進捗(しんちょく)の共有、診療記録用テキストの作成、CSV形式でのデータ出力まで一連の流れで行える。
運用開始から約半月で350件を超える評価が蓄積されており、スタッフが日常業務の中で自発的に活用するシステムとして定着が進んでいるという。

蘇生会総合病院のリハビリテーション評価では、これまで評価用紙やマニュアルを確認しながら測定し、得点を計算した後、結果を電子カルテに入力していた。
また、電子カルテには合計点のみが記載され、測定秒数、複数回測定した際の測定値、歩行補助具、左右別の結果、未実施項目の理由など、評価過程で得られた詳細な情報が十分に残らない場合もあったという。
同院は、こうした課題を踏まえ、患者確認から評価、計算、保存、診療記録、データ活用までを一つの流れで行えるシステムを構築した。作成したテキストは院内PCから確認・修正した上で電子カルテに貼り付ける仕組みで、電子カルテには自動登録しないとしている。

同院は今後、生成AIを活用した音声入力や医療文書作成支援、各種院内ウェブアプリの開発などを進め、段階的にDXを推進する考え。としている。
同院では今後、今回の評価システムに加え、生成AIを活用した音声入力、医療文書作成支援、各種院内Webアプリの開発など、段階的にDXを進めていく方針としている。