塩野義製薬、サスメドと不眠症治療アプリ「Medcle」の販売提携終了
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塩野義製薬は8月26日、サスメドとの不眠症治療用アプリ「Medcle(メドクル)」の販売提携契約を終了することで合意したと発表した。契約終了後はサスメドが単独で販売し、処方による収益の全額を計上する。保険収載に伴い塩野義製薬がサスメドに支払うマイルストン報酬は2億円で確定した。サスメドは2027年6月期第1四半期の事業収益として計上する見込み。
塩野義製薬は2021年12月、サスメドと不眠症治療用アプリの国内販売で提携。独占販売権を取得した。契約は一時金や開発の進展などに応じたマイルストンとして総額最大47億円と、製品の販売額に応じたロイヤリティーをサスメドに支払う内容だった。両社は現時点で、「Medcle」で今後協働する予定はないとしている。
「Medcle」は、不眠障害患者向けの認知行動療法の1つ「CBT-I」を治療原理にしたコンテンツを提供するスマートフォンアプリ。9週間にわたって、アプリが促す指示に従って使用することで、不眠症状の改善をサポートする。5月13日付で保険収載が了承され、6月1日に販売を開始した。償還価格は2万4100円。
サスメドは「Medcle」が一定点数以上で保険収載されたことなどで契約に定めるマイルストンを達成した。今回受領する報酬と、これまでに受領したマイルストン報酬に返還義務はない。また、契約に残るマイルストン報酬は受領しない。
契約終了後も、サスメドは採用医療機関数が1000施設、処方回数は月2000回の目標を変更せず、単独での営業活動を強化する。他社との提携も検討する。契約終了による2027年6月期の業績への影響は軽微としている。