DONUTS、電子カルテ「CLIUS」にAI経営分析と音声認識・SOAP生成機能追加

クラウドサービス事業などのDONUTS(ドーナツ、東京・渋谷区)は4月23日、クリニック向けクラウド型電子カルテ「CLIUS(クリアス)」に、AI(人工知能)を活用したクリニック経営の可視化・支援機能「AI経営分析」と、診察中の会話をリアルタイムで文字起こしして診療記録を自動生成する機能「音声認識&SOAP生成機能」を追加したと発表した。

「AI経営分析」の画面イメージ
「AI経営分析」の画面イメージ

「AI経営分析」は、AIが「CLIUS」に蓄積されたレセプト(診療報酬明細書)や来院、診療データを基に、売上高や患者数、再診率、診療単価などの主要KPI(重要業績評価指標)を自動で可視化・分析する機能。経営上の示唆や改善ポイントもサマリーで提示し、院長や経営者のデータに基づく意思決定を後押しする。今後は、AIとの対話を通じて経営状況を深掘りできる対話型分析機能なども順次追加する。

「音声認識&SOAP生成機能」の画面イメージ
「音声認識&SOAP生成機能」の画面イメージ

一方、「音声認識&SOAP生成機能」は、診察中の医師と患者の会話をリアルタイムで文字起こしし、AIが内容を解析してSOAP(主観、客観、評価、計画)形式の診療記録を自動生成する。日本語の医療用語に最適化した音声認識とLLM(大規模言語モデル)を組み合わせており、専門用語や薬剤名にも対応する。生成した記録は「CLIUS」のカルテ画面に反映できるため、診察後の記載作業の短縮が図れるという。

「CLIUS」は2018年7月に提供を開始したクリニック向けのクラウド型電子カルテで、直感的な操作性やAIを活用した自動学習機能、レセプト分析サポートなどが特長。ドーナツはこれまでも「CLIUS」でAIオーダー推薦機能などを展開しており、今回の新機能追加で、クリニック運営のDX(デジタルトランスフォーメーション)を後押しする。