帝京大病院、コントレアの「MediOS」導入 各診療科の説明業務を効率化
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医患連携システム開発のContrea(コントレア、東京・新宿区)は3月26日、帝京大学医学部附属病院(東京・板橋区)が各診療科に患者説明動画サービス「MediOS(メディオス)」を導入したと発表した。
「MediOS」は、手術・麻酔・検査・入院などの定型的な患者説明をアニメーション動画で説明するサービス。電子同意や問診機能なども備える。
帝京大病院では、多くの診療科で入院案内や術前説明、検査説明、麻酔説明など、医師や看護師が患者に対する説明業務量が年々増大し、時間的な制約への対応が必要となっていた。また、特に救急搬送や緊急入院が多く、限られた時間の中で説明・同意取得を完了し、迅速に治療を開始できる体制が求められており、説明業務の効率化は喫緊の課題となっていた。
同院ではこうした課題解決で「MediOS」を導入した。国立大学病院をはじめとする大規模病院での多部署・複数機能での運用実績と、患者と家族の理解・安心を高める手段として病院全体の患者対応を変えるプラットホームと評価し採用を決めた。今後は、病院の各診療科が協力し、専門的な知見を反映させたコンテンツ制作に取り組む。
帝京大病院の河野博隆・整形外科科長は「当院の提供する医療の質はとても高いものであると自負しており、当院の知見をコンテンツに反映させることで、日本の標準的な医療提供の形を世に示せると考えている。今後は動画説明にとどまらず、当院の医療者と患者の双方向のコミュニケーションを実現し、医療者の業務負担軽減と病院経営へのインパクト、そしてなによりも患者の理解度・満足度に寄与できるようにしていきたい」と話している。