Cubec、医師向け臨床ナレッジAIに高速・推論・論文の3モード搭載 医学ノートも拡充
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国立循環器病研究センター(国循)発ベンチャーのCubec(キューベック、大阪・吹田市)は3月4日、臨床ナレッジAI(人工知能)アプリケーション「Cubec(キューベック)」のシステムアップデートを実施したと発表した。「高速」「推論」「論文」の3モードを搭載し、独自データ「Cubec医学ノート」で約300本拡充した。
3モードで「高速モード」は、外来・当直で忙しい医師が、まず結論と要点だけを短時間で確認したいときに使用できる。「推論モード」は、背景や補足、判断の分岐、注意点など詳細に回答する。診療後に積み残った疑問解消や学びの補完で活用できる。「論文モード」では、医学論文に限定して検索し回答する。主要論文や最新論文を確認し学びを深められる。
「Cubec」は、米国国立医学図書館の医学・生命科学分野の無料文献データベース「PubMed」の掲載論文、医療用医薬品の添付文書に加え、各領域の専門医がレビューし、臨床の文脈に合わせて整理した独自データベース「Cubec医学ノート」を参照して回答する。
今回のデータの拡充では、「Cubec医学ノート」で論文など約300本増強した。ウェブに公開された情報の検索効率化だけではなく、臨床で必要な前提・注意点まで含め一貫した形での提示を可能にした。
同社では今後も「Cubec医学ノート」の情報の質・量の拡充を続ける。また、利用者からの教育・研修目的の要望の声が多いことから、閲覧機能の強化や活用範囲の拡大も予定する。