新東京病院、アライドテレシスのネットワーク統合管理製品導入 24時間監視体制を実現
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新東京病院(千葉・松戸市)
ネットワーク機器開発のアライドテレシス(東京・品川区)は7月7日、新東京病院(千葉・松戸市)が、同社の製品・サービスを採用したと発表した。2012年の本院開設時から利用してきたネットワークを段階的に更改し、24時間365日の監視体制や自動復旧、無線LAN環境の統合・拡張、電子カルテ端末からの安全な外部アクセスなどを実現した。
新東京病院は、急性期医療を中心に循環器、消化器、整形外科、脳神経領域など幅広い診療科で専門性の高い医療を提供する。病床数は430床。同院では、本院開設から約14年が経過したネットワーク機器の老朽化や、障害発生時の検知・初動対応の遅れ、複数拠点運用の利便性と運用負荷が課題になっていた。

今回の更改では、アライドテレシスのネットワーク統合管理アプライアンス「Vista APL(ビスタエーピーエル)シリーズ」や、ITインフラを24時間365日体制で運用監視する「Net.Monitor(ネットドットモニター)」を導入した。2つの製品・サービスを活用し、問題発生時の即時通知と迅速な対応により、安定した運用継続を図った。
また、統合管理ソリューション「AMF(オートノマス・マネジメント・フレームワーク)」を採用。ITインフラ全体を統合管理し、構成変更や障害発生時にも自動調整を行えるようにした。管理担当者が現場に足を運ばなくても、迅速に状況を把握・対応可能にすることで、保守・運用コストの抑制につなげた。24時間365日の監視体制を敷いたことで、障害や異常を早期に検知し、迅速な初動対応が可能になった。
さらに、ソリトンシステムズの法人向けウェブブラウザー「Soliton SecureBrowser(ソリトン・セキュアブラウザ)」も導入した。安全性の高いブラウザーを使って電子カルテ端末から外部情報にアクセスできる環境を構築し、後方連携業務を効率化し、利便性を向上させた。同時に、デジタル証明書による端末認証や、閲覧ファイル・データのキャッシュ自動消去を導入し、端末にデータを残さない運用にした。
導入後は、老朽化したネットワーク機器を段階的に刷新し、本院と関連施設を支える安定したネットワーク基盤を整備した。並行して、情報系と電子カルテ系ネットワークを統合し、無線LANの利用範囲も拡張して、災害時にも診療を支える通信環境を整備するなど、院内のネットワーク環境の利便性を高めた。
臼井貴志・新東京病院システム課課長補佐は、「情報系と電子カルテ系のネットワーク統合により利便性が向上した。また、以前は問い合わせがない限りネットワーク障害に気づけないこともあったが、24時間365日の監視体制によって、安定したネットワークを整備できた」と説明する。現在はNDR(ネットワーク検知・対応)の検証にも取り組んでおり、不審な通信を把握できる体制づくりを進めている。