MG-DX、調剤特化型の接客AIエージェントがトーショーの与薬表示システムと連携
掲載日:

サイバーエージェントの子会社で医療AI(人工知能)事業のMG-DX(東京・渋谷区)は5月13日、調剤特化型の接客AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」が、薬局設備などを手掛けるトーショー(東京・大田区)の与薬表示システム「i-Number」と連携を開始したと発表した。
MG-DXは、AIエージェントで受付を無人化する「遠隔接客AIアシスタント」を提供する。一方で、店舗運営では、既存の順番管理システムを活用した有人受付と無人受付の情報が分断され、受付情報の管理や運用オペレーションが煩雑になる課題があった。こうした背景から、受付情報の一元管理と業務オペレーションの簡素化を狙って、トーショーの与薬表示システムとの連携を行うことにした。
「i-Number」は、受付時で患者ごとに番号を発行し、その番号で患者の情報を一括管理するシステム。今回の連携で、「遠隔接客AIアシスタント」と「i-Number」のいずれの方法で受付した場合でも、受付、情報管理、案内までの業務をシームレスに対応できるようになった。