NTT西日本、フィリップスと業務提携 睡眠時無呼吸症候群のオンライン診療強化 CPAP治療データ連携
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NTT西日本は9月16日、フィリップス・ジャパン(東京・港区)と業務提携し、睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策支援サービス「SASオンラインクリニック」の機能強化に取り組むと発表した。CPAP(持続陽圧呼吸療法)機器の使用状況や治療データをオンラインで連携し、医療機関と企業が治療状況を把握できる仕組みを整える。

「SASオンラインクリニック」は、SASの検査から治療までをオンラインと在宅で支援するサービス。自宅や職場からスマートフォンやPCで受診が可能で、専門の医療チームが検査や治療を継続して支援する。

今回の提携では、NTT西日本のデジタル基盤やサービス運用力、法人顧客基盤と、フィリップスのCPAP機器や治療データ活用技術を組み合わせる。治療データの可視化・連携に加え、オンライン診療やサポート体制とデータを活用した患者ごとのフォローアップを行い、治療継続率の向上を図る。
NTT西日本は、オンライン診療・運用支援サービスの提供に加え、クラウド、ソフトウエア、セキュリティー、データ分析などの技術やノウハウを提供し、企業向けの営業を担う。フィリップスは、CPAP機器と関連ソリューション、治療データの取得・活用技術、医療分野の知見を提供する。
サービスは物流、鉄道、バス、タクシーなどの運輸・交通事業者や、運転・作業の安全管理を重視する企業、健康経営を推進する企業をターゲットにする。SAS対策を企業の安全管理や労務管理と連動させ、検査受診率の向上や従業員の健康管理業務の効率化、居眠り運転などの事故リスク低減を支援する。
両社は今後、取り組みを通じて蓄積するデータや営業・運用ノウハウを活用し、SAS以外の医療・ヘルスケア分野への展開も検討する。