アライドテレシス、金沢赤十字病院と福井大病院の遠隔読影基盤構築を支援 閉域網・SD-WAN活用
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ネットワーク機器のアライドテレシス(東京・品川区)は10月5日、金沢赤十字病院(石川・金沢市)と福井大学医学部附属病院(福井・永平寺町)を結ぶ遠隔読影基盤に、同社のSD-WAN(ソフトウエア定義型広域ネットワーク)ルーター「ARX200Sシリーズ」が採用されたと発表した。医療専用閉域ネットワークを活用し、放射線科医が移動せずに別の医療機関の画像を読影できる環境を整備した。

今回の基盤構築では、ネットワークの設計・開発のビットブレイン(福井・福井市)の医療専用閉域ネットワーク「WCI(Wires Connect Intelligence)」と、WCIへの接続に対応したアライドテレシスの「ARX200Sシリーズ」を活用。通常のインターネットと切り離したネットワーク経由で、医療機関間で画像などの大容量医療データを共有できるようにした。
「ARX200Sシリーズ」は、高速なWAN接続やセキュリティー機能、VPN(仮想私設網)機能を搭載する。導入では、事前に設定したルーターを使用することで、医療現場で複雑なネットワーク設定を行わずに利用できる構成にした。
金沢赤十字病院では、外来や救急医療で画像の読影結果を速やかに患者へ説明できる診療体制の維持が求められていた。一方、福井大病院は地域医療機関に医師派遣を行っているが、放射線科医が限られる中、移動時間を抑えながら地域支援を続けることが課題となっていた。
今回、遠隔読影基盤を整備したことで、金沢赤十字病院では外来・救急医療に必要な読影結果を遠隔から受け取れる体制を構築した。一方、福井大学医学部附属病院では医師の移動時間を削減し、院内診療と地域医療機関への支援を両立しやすくなった。