シーメンスヘルスケア、モバイルCアームX線診断装置「Cios Fit ID」 整形外科向けに販売

モニター一体型モバイルCアームX線診断装置「Cios Fit ID」

シーメンスヘルスケア(東京・品川区)は6月15日、同社初となるモニター一体型モバイルCアームX線診断装置「Cios Fit ID(シオス・フィット・アイディー)」を、整形外科向けに販売開始したと発表した。

「Cios Fit ID」は、モニターを載せて移動させるための専用カート「モニタートロリー」を別途設置する必要がない。スペースが限られた手術室でも設置しやすく、装置移動時の煩雑さを軽減できるという。高感度のフラットディテクター(X線をデジタル画像に変換する検出器)を搭載し、さまざまな手術の術中透視や撮影に対応する。

人間工学に基づいたレバー配置や、片手操作が可能なCアーム操作部など、操作性も重視した。院内の既存モニターと接続することで、従来のモバイルCアームイメージングシステムと同様に、セパレート構成で使用することもできる。

内径73cm、開口径82.5㎝のフリースペース設計で、手術台との干渉を抑え、スムーズなポジショニングが行える。本体重量は290kgで、装置の移動やポジショニングに伴う、医療従事者の身体的負担の低減にもつながるとしている。

シーメンスでは、整形外科領域で、少ない人数や限られた手術室スペースでも柔軟に運用できるモニター一体型モバイルCアームのニーズが拡大しているとしており、新機種でこうしたニーズに対応し、術中透視や撮影を支援する。