フィード、音声AIソリューション提供開始 医療現場の記録・入力業務も支援

AI(人工知能)システム開発のフィード(東京・渋谷区)は7月31日、音声AIを業務やサービスに実装する音声AIソリューション「feeed Voice Solution(フィード・ボイス・ソリューション)」の提供を開始したと発表した。業務要件の整理からPoC(概念実証)、システム実装、運用改善までを一気通貫で提供する。

「feeed Voice Solution」は、記録・入力業務の効率化支援サービス。音声認識技術を活用し、報告書、記録、入力作業など、文字入力にかかる時間を短縮する。医療分野では、電子カルテへの所見入力や診察後の記録作成などでの活用を見込む。

医療現場では、診療内容や所見、申し送り、カンファレンス記録など、音声から文字化したい情報が多い。一方で、病名や薬剤名、検査名、医療略語などの専門用語が多く、汎用(はんよう)的な音声入力ツールでは認識精度や運用定着が課題になりやすい。

「feeed Voice Solution」では、業界や業務に合わせて導入が可能。専門用語、製品名、型番、人名、略語などに対応しており、医療の専門用語などでも認識精度を高められる。また、ユーザー辞書や社内ドキュメント連携を活用し、認識精度を継続的に高められるようにした。

さらに、医療、金融、法務、自治体、製造など、音声やテキストを外部に送信しにくい領域でも導入できるよう機密データを外部に送信せず、ユーザー環境内で処理を完結させるローカル構成にも対応した。

ソリューションは、技術相談・業務分析から始め、PoCで効果を確認後、本導入・運用改善の形で提供する。価格は、利用規模・処理先の構成・支援範囲を踏まえ個別に見積もる。