オプティム、医用画像共有のMediTechを子会社化 AIと組み合わせ診断支援サービス開発
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オプティムは11月2日、医用画像共有サービスを手掛けるMediTech(メディテック、東京・葛飾区)の株式を取得し、子会社化したと発表した。AI(人工知能)と医用画像共有技術を組み合わせた診断支援サービスの開発や医療機関間の連携強化を進める。同社にとって医療分野で初のM&A(合併・買収)となる。
メディテックの医用画像共有サービス「Drs’HotLine(ドクターズホットライン)」は、インターネット経由で遠隔地の医師と医用画像を共有するサービス。
ログイン時の2段階認証や、画像のメタデータに含まれる個人情報を自動除去する機能を搭載しており、受信端末に画像をダウンロードしない仕組みも備える。PCやスマートフォンで画像の確認が可能で、転院・搬送時の情報共有や専門医への相談で活用できる。
オプティムは、今回の買収を通じて、自社のAI技術とメディテックの医用画像共有技術を組み合わせ、医師の診断支援サービスを開発する。

また、生成AIなどの病院向け統合サービス「OPTiM AI(オプティムエーアイ)ホスピタル スイート」と「Drs’HotLine」を組み合わせ、統合サービスで管理するスマートフォン上で、院内の連絡と医療機関間の医用画像共有を行えるようにする。
オプティムの「OPTiM AI ホスピタル スイート」は、電子カルテと連携した生成AI、スマートフォンを使った業務支援、文書管理、端末・IDのセキュリティー管理などをまとめたサービス。2027年1月にはチャットや撮影・録音機能などを備えるスマートフォンサービス「OPTiM AI ホスピタルフォン」の提供も予定する。
一方、メディテックでは「Drs’HotLine」を、オプティムのMDM(モバイルデバイス管理)と組み合わせ、情報セキュリティーに配慮した画像共有ができるようにする。
販売面では、オプティムの全国の販売パートナー網を通じて「Drs’HotLine」の導入を拡大する。メディテックの取引先医療機関には「OPTiM AI ホスピタル スイート」などを提案。両社の顧客基盤を活用する。
また、オプティムが本店を置く佐賀県をはじめとする地方自治体や地域の中核病院と連携し、救急搬送時の画像共有や遠隔読影、専門医への相談など、地域医療連携や遠隔医療での利用も広げる考え。