FIXER、医療事務業務支援「AI医事課長」にAIレポート機能 レポート作成が8時間から2時間に
掲載日:
FIXER(フィクサー)は10月28日、生成AI(人工知能)を活用した医療事務業務支援サービス「AI医事課長」で、蓄積データから経営分析レポートを自動生成する「AIレポート機能」を追加したと発表した。また、取り込み可能なファイル形式をPDFなどにも拡張し、データ集計や分析の工数を削減した。
「AI医事課長」は医事課業務の負担軽減や経営改善を支援するサービス。レセプト(診療報酬明細書)や電算請求システムから抽出されるデータを活用し、診療報酬請求情報の管理・集計・分析を効率化する。
今回のアップデートでは、分析業務の自動化・効率化を求める医療機関の声を受け、診療報酬請求業務の効率化と病院経営の意思決定支援を強化した。

新たに実装した「AIレポート機能」は、「AI医事課長」が保持するデータをもとに、ユーザーが指定する形式でレポートを作成する。作成したレポートは、チャット形式でAIに修正指示を出したり、特定のグラフを直接編集して内容を微調整したりできる。
新機能では、AIが下書きを作成し、医事課職員が最終的に判断・確認した上で出力する仕組みを導入した。そのため、これまで約8時間かかっていたレポート作成が2時間程度で完了し、作業時間を約4分の1に短縮できるという。

また、これまで対応していた「UKEファイル」「増減点連絡書CSV」「返戻通知書CSV」に加え、「突合点検結果通知書」や「過誤再審査通知書」などのPDF形式ファイルが取り込み可能になった。通知書は都道府県によって様式が異なるが、AIが形式の違いを解析し、地域を問わずデータを集計できるとしている。
今後は、さらに取り込み可能なファイル形式を拡張し、「AI医事課長」上でのデータ集計や分析業務を継続的に高度化する。また、「病棟別」「ドクター別」など、より細かなカテゴリーでの分析にも順次対応する。