桜十字グループ、IT企業PTSをグループ会社化 カルテ記載支援や院内文書検索でAI活用加速
掲載日:
医療・介護・予防医療サービスの桜十字グループ(東京・港区)は9月4日、ITサービスを提供するPTS(東京・江東区)をグループ会社化したと発表した。
PTSは2013年の設立以来、幅広いITソリューションを提供しており、近年はAI(人工知能)を活用した画像認識エンジンや対話機能の開発を推進。介護・看護に特化した対話AIシステム「掬び(むすび)AI for 介護」の開発にも取り組んでいる。
桜十字グループは、今回のグループ会社化で、PTSを医療AI・ヘルスケアDX(デジタルトランスフォーメーション)領域の専門機能として位置付け、グループ横断のDXや業務プロセス改革を進めるとともに、病院、高齢者住宅、健診・予防医療などの既存事業へのAI・DXの実装を進める。
また、医療・介護・ヘルスケア領域の知見とPTSの技術力を組み合わせた新サービス・事業の創出や、グループ全体のIT機能の強化も図る。
具体的には、病院でのカルテ記載支援や院内文書のAI検索のほか、健診事業での結果集計・帳票作成・発送業務の自動化、高齢者住宅での介護記録支援や見守り対話AIなどに取り組む。医療AI・ヘルスケア領域での新サービス開発、大学などとの産学連携による研究成果の事業化にもつなげる。
将来的には桜十字グループ内で実装・検証したAI活用の知見を生かし、外部企業・施設へのサービス展開も視野に入れている。T基盤の強化を進めるとしている。