ヘンリー、レスコ・亀田医療情報とクラウドネイティブ型電子カルテ普及の協議会設立

クラウド型電子カルテを手掛けるヘンリー(東京・新宿区)は10月28日、レスコ(広島市)、亀田医療情報(東京・千代田区)と「クラウドネイティブ病院情報システム普及協議会」を設立したと発表した。3社は協議会を通じて、病院でのクラウドネイティブ型電子カルテの普及と、国や病院関係者への提言・情報発信に取り組む。

協議会は10月に設立し、普及に関する要望書を厚生労働大臣に提出する予定。ヘンリーが幹事社として事務局を担当する。3社はいずれも病院向けクラウドネイティブ型電子カルテを提供しており、それぞれの経験や知見を持ち寄って活動する。

ヘンリーによると、病院ではセキュリティー対策や災害時の事業継続、システム運用を担う人材の確保などが課題となっているという。

同社は、こうした課題に対応する選択肢としてクラウドネイティブ型電子カルテを病院に提案する一方、普及を進めるには、提供事業者が共同で提言・発信する場が必要と判断し、協議会の設立を呼びかけた。

国は2026年3月、クラウドネイティブ型であることなどを要件とする中小病院向け電子カルテとレセプト(診療報酬明細書)コンピューターの標準仕様(基本要件)を公表した。11月1日からは、標準仕様への適合状況を評価する認証制度の申請受け付けも始まる。こうした動きを受け、協議会では活動の一環として12月に公開イベントを開催する。