MG-DX、薬局特化型接客AIエージェントの受付シナリオ数を100万通り以上に拡大

サイバーエージェント子会社で医療AI(人工知能)事業のMG-DX(東京・渋谷区)は6月25日、薬局特化型の接客AI(人工知能)エージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」で、100万通り以上の受付シナリオパターン提供が可能になったと発表した。シナリオ数を拡大し薬局ごとの多様な運用方針や業務フローに対応する。

MG-DXでは、受付時に案内する内容は共通であっても、「どの順番で提示するか」「どのように伝えるか」が、薬局ごとのオペレーションや患者導線で最適な構成が異なるとして案内項目の順序変更、条件分岐、文言調整などで柔軟なシナリオのカスタマイズを可能にして受付のシナリオ数を拡充した。

提供可能な100万通り以上のシナリオは、来局受付だけでなく、目的別の活用も可能で、新規の処方せん受付、処方せん事前送信、FAXの受付済み患者への案内、残置薬対応、店内でのオンライン服薬指導の受付案内などといった利用にも広がっているという。

同社は今後も、多様な薬局オペレーションへの対応を見据え、シナリオの充実と機能拡充を進めるとしている。