デジリハ、NEDO主催のスタートアップ支援プログラムに採択

デジタルリハビリツールのデジリハ(東京・世田谷区)は9月9日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が主催のスタートアップ支援プログラムで「Silicon Valley Immersion Program(シリコンバレー・イマージョン・プログラム)」に採択されたと発表した。

「Silicon Valley Immersion Program」は、米国展開を目指す、日本の技術系スタートアップを支援するプログラム。米国展開のビジネスモデルとピッチを学ぶ国内研修や企業訪問、投資家との面談などのシリコンバレーで研修などを提供する。

デジリハでは、今回のプログラムを通じて、他分野のスタートアップとの交流や戦略、ビジネスモデルのプラッシュアップを行った。今後は、投資家や医療関係者の意見を加え、具体的な米国市場の戦略を策定する。

同社は、デジタルアートとセンサーを活用したアプリケーションを使って、障害児者がより主体的にリハビリ・療育に関わることを支援するツール「デジリハ」を、2021年から提供。ツールは、024年8月時点で全国約100カ所の総合病院、リハビリ病院などで導入されている。