勤次郎、労務管理ソリューションで勤務間インターバルなど医療向け機能を強化

人材マネジメントソリューションサービスの勤次郎(東京・千代田区)は8月20日、労務管理ソリューション「Universal 勤次郎 就業・勤怠管理」の医療機関向けの就業管理機能で、勤務間インターバルなどの管理機能を強化したと発表した。

同社では「Universal 勤次郎 就業・勤怠管理」で、医療機関向け「時間外労働の上限規制&副業、兼業の管理」「連続勤務時間のチェック」「勤務間インターバル&代償休息の管理」を提供する。

今回、2024年4月から施行された「時間外労働の上限規制」を始めとする医師の働き方改革関連法と、ユーザーから要望が多かった「勤務間インターバル&代償休息の管理」を強化した。

具体的には、勤務間のインターバル基準時間を設定しておくことで、出退勤打刻から「勤務間インターバル時間」と「勤務間インターバル不足時間」を自動で計算する機能を追加した。インターバル時間が不足している場合や、勤務時間が連続勤務時間制限の28時間を超える場合に、アラームで通知する。

また、インターバルの不足時間は「代償休息発生時間」として記録や閲覧できるようにした。さらに、スケジュールのアラームチェック機能に「勤務間インターバル時間」の項目も追加した。追加機能は、サービスを利用する医療機関などの全ユーザーが使用できる。