メドレー、調剤薬局向け統合システム「MEDIXS」が処方箋AI-OCRと連携 レセコン入力を自動化

メドレーは10月5日、調剤薬局向け統合型クラウドソリューション「MEDIXS(メディクス)」が、NeoX(ネオエックス、東京・渋谷区)の処方箋入力AI-OCR(人工知能を使った光学式文字認識)サービス「薬師丸賢太」と連携を開始すると発表した。患者から送信された処方箋画像を解析し、レセプトコンピューター(レセコン)への処方データ入力を自動化する。

「MEDIXS」は、電子薬歴を中核にする薬局経営支援クラウドシステム。薬歴、レセコン、在庫管理、かかりつけ支援のシステムを展開する。今回、処方箋のネット受付などに対応する患者対応・業務効率化システム「MEDIXS かかりつけ支援」と「薬師丸賢太」を連携させる。

連携では、患者がメドレーの患者向けアプリ「melmo(メルモ)」で処方箋画像を薬局に送ると、「MEDIXS かかりつけ支援」から「薬師丸賢太」に画像を自動転送する。AI-OCRで読み取った処方内容はレセコンに反映され、「MEDIXS かかりつけ支援」の受付画面で解析結果を確認できる。

「MEDIXS かかりつけ支援」と「薬師丸賢太」を併用する薬局は、所定の申し込みで連携機能を利用できる。新たなシステムの導入は不要で、連携の申し込みや利用に追加費用はかからない。

メドレーによると、従来の処方箋ネット受付は、受信した画像を見ながらレセコンに手入力したり、画像を印刷してスキャンしたりする作業が必要で、入力の手間に加え、転記や読み取りの誤りが課題となっていた。

同社は、こうした課題や複数店舗を展開する大手チェーンなどからの要望に対応するため、患者対応・業務効率化システムと処方箋入力AI-OCRを連携し、薬局業務の効率化と患者の待ち時間短縮を図る。

今後は、導入店舗の意見を取り入れながら、「MEDIXS」シリーズ内の連携強化と操作性の向上にも取り組む。