メドレー、クラウド診療支援システムにAI医療文書作成支援追加 紹介状下書きを自動生成
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メドレーは8月7日、医科診療所向けクラウド診療支援システム「CLINICS(クリニクス)」で、AI(人工知能)が診療情報提供書などの医療文書の作成支援機能「AI文書アシスト」の提供を開始すると発表した。診療情報提供書(紹介状)から開始し、一般診断書や療養計画書、訪問看護指示書などに対象を広げる。
「AI文書アシスト」は、AIが電子カルテ内にある患者情報や過去の診療記録などを基に、医師が作成する医療文書の下書きを生成する機能。医師の文書作成にかかる時間や負担の軽減が図れる。
「CLINICS」では、2025年11月から診察中の会話を録音・整理する「AI要約アシスト」を提供。「AI文書アシスト」を追加することで、診察時の記録作成に加え、診察後に必要となる医療文書の作成もAIで支援する仕組みを整えた。
メドレーでは新機能の提供に合わせ、「CLINICS」のAI機能の料金体系も刷新する。共通クレジット制を採用し、「AI要約アシスト」と「AI文書アシスト」の両方にクレジットを使うことができ、診療スタイルに合わせて振り分けられる。非常勤医師や問診を担当する看護師など院内の複数アカウントでも利用可能で、アカウント追加の料金は発生しない。
料金はスポットプランが月額基本料0円(税別)、ライトプランが8800円(同)、スタンダードプランが2万1800円(同)。プレミアムプランは個別で見積もる。
月額基本料0円の「スポットプラン」では毎月40クレジットを無償で付与し、「AI要約アシスト」を最大40分か、「AI文書アシスト」で紹介状2枚分相当の作成機能を利用できる。ライトプランは1300クレジット、スタンダードプランは4800クレジットを毎月利用できる。
メドレーによると、医師の業務ではカルテや紹介状、診断書、指示書などの医療文書作成が多くの時間を占めるという。特に開業医は、2024年4月に始まった医師の時間外・休日労働の上限規制の対象となる勤務医と異なり、経営者の場合は規制の対象外となる。こうした医療文書作成の負担軽減を目的に新機能を開発した。
今後は、「AI要約アシスト」の機能拡張や「AI文書アシスト」で作成できる文書を増やし、医療機関の業務効率化を支援するAI機能を拡充する。