学研メディカルサポート、患者・家族向け説明動画作成にAIインポート機能追加 既存資料から作成可能
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学研メディカルサポート(東京・品川区)は7月30日、医療関連施設向けの患者・家族向け説明動画作成サービス「Gakkenメディカルクリップ」に、AI(人工知能)を活用した「AIインポート機能」を追加したと発表した。院内資料や指示文を基に、AIが患者説明動画を作成できるようになる。
「Gakkenメディカルクリップ」は、入院案内や検査、麻酔など、患者や家族向けの説明動画を作成できる動画編集・配信システム。医療関連施設で使う患者説明用の動画を、職種や経験にかかわらず作成できる。
今回追加したAIインポート機能では、PDF、PowerPoint(パワーポイント)、Word(ワード)で作成した既存資料や、画面上で入力したプロンプトをAIが解析する。その結果を基に、レイアウトやナレーションを自動生成し、「Gakkenメディカルクリップ」で編集可能な動画形式に変換する。プロンプトのみの入力でも動画を生成できる。
作成履歴の確認や再作成にも対応する。AIインポートの実行状況や履歴は画面から確認でき、生成した動画はプレビューで確認したうえで下書きとして保存できる。動画編集画面で修正できるほか、追加の指示を入力し、再度AIインポートを行うことで、指示に沿った修正も自動で行える。動画の長さにかかわらず月100回まで利用できる。
同社によると、医療現場では、検査や治療、入院生活、退院後の療養指導など、患者や家族に説明する内容が多岐にわたり、説明内容の均一化や、患者の理解度に応じた情報提供、説明時間の確保などが求められるという。
また、医療関連施設では患者説明用資料をPowerPointやPDFで作成・蓄積しているケースがあり、動画コンテンツとして再構成するには、内容整理や構成案作成、画面レイアウト、ナレーション作成などの工程が必要になるとしている。
学研メディカルサポートは、AIインポート機能を通じて、こうした課題解決に向け、患者説明動画作成の初期工程を支援し、医療現場の患者説明業務の負担軽減と説明内容の標準化を進め、より分かりやすい医療情報提供につなげる。