MedTech Group、医療AI「AI Hippo 医療Loop」に音声・要約機能追加 診療記録を自動化

医療AI(人工知能)のMedTech Group(メドテックグループ、東京・港区)は5月11日、医療AIプラットホーム「AI Hippo 医療Loop」に、音声入力と自動要約の機能「音声×要約機能」を追加したと発表した。医師の診察や看護師の記録業務、委員会資料、地域連携書類など、医療現場の記録作成を音声で支援し、業務負担の軽減につなげる。

新機能は、診療やケアの現場で入力した音声を自動でテキスト化し、医療文脈に沿って要約・整理する。申し送りや報告書形式への変換、会議や委員会の議事録自動生成、地域連携や退院調整書類の下書き生成にも対応する。医師が診察中に話した内容や看護師が口頭共有した情報を音声入力すると、1分以内に記録として利用できるという。

従来の音声入力記録システムは録音後に入力する形を前提としていたが、新機能は診療やケアの中で記録が完成する設計を採用した。そのため、記録や書類作成時間の削減に加え、後追い入力の解消、看護・医療スタッフの負担軽減、記録品質の均一化、多職種連携の効率化が図れるとしている。

今後は、新機能を軸に電子カルテ未導入施設への展開や、介護・在宅医療領域への拡張、医療データ基盤との連携を進める。