ACCESS、自動打刻「Linkit 勤怠」がインフォコムの「CWS」と連携 医師の打刻漏れ防止を支援

ACCESS(アクセス)は5月11日、ビーコン(電波受発信器)を活用した自動打刻サービス「Linkit(リンクイット)勤怠」が、インフォコムの医療機関向け就業管理システム「CWS」とシステム連携したと発表した。医療現場での勤怠把握を効率化し、医師の打刻漏れ防止や管理業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を後押しする。

「Linkit勤怠」と「CWS」とのシステム連携イメージ
「Linkit勤怠」と「CWS」とのシステム連携イメージ

今回の連携では、「Linkit 勤怠」で取得した客観的な出退勤情報を、そのまま「CWS」で活用できるようにした。ビーコンを携帯して特定エリアを通過するだけで出退勤時刻を自動記録できる。医師などの医療従事者の打刻作業の負担軽減に加え、打刻忘れや勤務時間の改ざん防止も見込む。勤怠情報の転記作業を減らし、病院の管理部門の業務効率化にもつなげる。

「Linkit 勤怠」は、専用の携帯用ビーコンとゲートウェイで所在データを取得し、勤怠管理システムと同期させるサービス。既存の勤怠管理システムに後付けして連携できる。対応システムを利用中の医療機関は、ゲートウェイを設置し、ビーコンを配布するだけで最短1週間で利用開始できるという。ビーコンは、防水対応でソーラーパワーのタイプと、キーホルダー付きのタイプの2種類を用意した。

「CWS」は、看護部門の勤務表作成や医師の日当直、手術室の待機勤務など、医療機関特有の勤務形態に対応した就業管理システム。診療報酬の様式9や、医師の働き方改革に伴う上限規制、勤務間インターバルの確認に対応し、電子カルテやオーダリングシステムとの連携もできる。

アクセスによると、2024年4月に施行された医師の働き方改革で、医師の客観的で正確な出退勤情報の取得・管理が求められている一方、医療現場では長時間労働や高ストレス業務の中で打刻作業そのものが負担になりやすく、病院側でも打刻漏れの確認や管理に手間がかかっているという。同社は今回の連携で、こうした課題を抱える医療機関の対応を支援する。