2026年度診療報酬改定、開業医の6割超が不安視 情報の質で打ち手に差 ギミック調査

ギミックは4月30日、2026年度診療報酬改定に対する印象と対策について、全国の開業医429人を対象に実施した調査結果を公表した。それによると、改定に「不安のほうが大きい」「とても不安」と答えた開業医は計61.3%に上り、「とても不安」は37.5%で最も多かった。一方、「期待している」との回答は19.6%で、改定を前向きに受け止める層は2割に満たなかった。

2026年度診療報酬改定に対する世代別の気持ち
2026年度診療報酬改定に対する世代別の気持ち

年代別では、30代・40代が改定に「期待」と答えた割合が約3割だったのに対し、50代以降では2割以下にとどまった。ギミックでは、若い世代ほど情報収集や申請準備、設備導入、スタッフ教育といった改定に向けた対応を前向きに取り組んでいることに加え、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の理解度も影響していると分析している。

診療報酬改定に向けた対策
診療報酬改定に向けた対策

改定に向けた対策では、「加算取得に向けた算定要件の見直し・確認」が42%と最多で「情報収集」が36.8%が次いだ。一方、「特に何かをする予定はない」との回答も25.6%あり、4人に1人が具体的な対応に着手していないことが分かった。年代別では、30代・40代で「何もしない」が1割程度だったのに対し、50代以降では約3割、70代以上では4割近くを占めた。

年代別の診療報酬改定に向けた対策
年代別の診療報酬改定に向けた対策

ギミックによると、今回の調査で、診療報酬改定に対する受け止め方がプラスかマイナスか以上に、入手している情報の質で大きく分かれることが明らかになったという。改定に期待を寄せる層ほど質の高い情報を得て内容を理解し、自院での具体的な打ち手に落とし込めている一方、不安を抱える層は情報を集めていても質が十分でなく、理解や判断につながっていないと分析している。

調査は3月19日から27日にかけて、全国の30~70代の医科の開業医を対象にインターネットで実施した。