東京都済生会中央病院が挑んだ自動化改革 年間2000時間の人的業務をRPAで削減
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東京都済生会中央病院はRPAを活用し業務効率化を推し進めている
医療機関で定型作業を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を事務部門などで取り入れる動きが進んでいる。ソフトウエアロボットがヒトの作業を代行する。済生会グループの東京都済生会中央病院(済生会中央病院、東京・港区)では、RPAで業務を効率化することで人による作業を削減。病院スタッフの負担を軽減し、本来業務に集中できる環境整備につなげている。(取材:医療テックニュース編集部)
業務合理化とコスト削減からRPAに注目

東京都済生会中央病院は、35の診療科を設置する地域の中核を担う高機能総合病院だ。病床数は535床(急性期一般)。高度急性期医療の提供を中心に行っており、3次救命救急センター、地域医療支援病院、災害拠点病院、認知症疾患医療センター、東京都が…